2017年01月19日

2016年に読んだ本

2016年に読んだ本、24冊でした。家族に「少なっ」と二度見された。
この数でベストとかいうのもなんですが、読んだ本はどれもこれも当たりだった気がする。

『ハザール事典』 ミロラド・パヴィチ
『冬の物語』 イサク・ディネセン
『日の名残り』 カズオ・イシグロ

あたりが特によかった。
『ハザール事典』にはかなり時間をかけた。
理解が及ばないとこもあったけど、見覚えのある人物の断片が出てくるたびにぞくぞくする興奮があった。すごくいっぱいメモしながら読んでた。
イサク・ディネセンを冬の終わりから春にかけて読んだのもすごいいい読書だった。
フォークロアっぽいけど、民話の登場人物みたいに枯れてない、それから話がどう転がっていくかいつでも未知数。
『日の名残り』はものすごく複雑な読後感だった。徹底して滑稽でもある、残酷なほど滑稽。悲しい。人生と思想を賭けて誇り高く勤めてきた人が、その人生に疑問を抱かざるを得ない状況が。それでいて記憶の中のミス・ケントンはいきいきしててかわいい。描かれる風景は美しかった。


以下は読んだ本を読んだ順に。
『文学会議』 セサル・アイラ
『最果てアーケード』 小川洋子
『注文の多い注文書』 小川洋子、クラフト・エヴィング商會
『ジェゼベルの死』 クリスチアナ・ブランド
『ブラバン』 津原泰水
『ハザール事典』 ミロラド・パヴィチ
『フィッシュストーリー』 伊坂幸太郎
『LOVE』 古川日出男
『冬の物語』 イサク・ディネセン
『日の名残り』 カズオ・イシグロ
『MONKEY vol.8』
『ハートブレイク・レストランふたたび』 松尾由美
『ジム・スマイリーの跳び蛙』 マーク・トウェイン
『MONKEY vol.9』
『拳闘士の休息』 トム・ジョーンズ
『静かな炎天』 若竹七海
『スペース金融道』 宮内悠介
『MONKEY vol.10』
『エスカルゴ兄弟』 津原泰水
『夜行』 森見登美彦
『博士と狂人』 サイモン・ウィンチェスター
『いまさら翼といわれても』 米澤穂信
『首折り男のための協奏曲』 伊坂幸太郎
『ヒッキーヒッキーシェイク』 津原泰水
posted by すずる at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書メモ
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