2018年03月21日

1月に読んだ漫画

3月になって1月の話かって感じだけど、毎月漫画もそこそこ読んでるので、1ヶ月ごとにメモを書いておこうと思って途中まで書きかけて忘れていたのを今頃見つけた。

1月に読んだ漫画は39冊でした。
いつもより数が多いのは、正月に足を怪我して漫喫で暇をつぶしたのが引き金になって、正月休みに積み漫画を一気読みしたのが大きかったからです。39冊中、『弱虫ペダル』(とスペアバイク)が22冊。

印象に残った漫画についてちょっとずつ。

 

『春の呪い』は自分でもどこがツボだったかわからずもやもやしてるけど、引き込まれて一気読みでした。
残された姉。若くして死んでしまった妹の婚約者との、婚約。
喪失感と、それ以上の不在ゆえの春の存在感。
こう、残された者たちの話が好きなのかもしれないなー。あと感情の薄さと、インモラルな雰囲気が。



好きな4コマ漫画家の新刊は新婚さんものだった。
昔好きだった4コマ漫画家が、年月が経って子育て漫画とかエッセイ漫画にシフトしてることがよくあるので、お前も結婚したのか…ってなるけれど、今までのテイストも残しつつ、新婚さんにニヨニヨできるので満足した。

新婚さん4コマだとおーはしるいの『夫婦な生活』が好きだったなあ。あの頃は同世代夫婦に共感しつつ読む感じだったけど、今は若いなかわいいなってなるな…と自分がもう若夫婦ではないことがしみじみくる。

完結巻が出た2作。



ゆうきまさみがBL漫画を描く女子高生を描くという、最初はまじすか?と思った。
兄の漫画で受賞してしまったという秘密を抱えて、本来の描きたい漫画と違うジャンル(BL)を苦労して描く主人公と、作中に出てくる畑違いのBLを描くゆうきまさみをオーバーラップさせるという狙いだったのかもしれないけど、結局、本人が好きでも得意でもこれは面白いと自信を持ってるわけでもないジャンルの漫画を苦労して描く漫画家の話って、面白がる余地がなかった。

それはミステリ漫画とかSF漫画とか他のジャンルだったとしても同じことで、BLならギャグになると思ったのか…?みたいな疑問。
まあ私が商業BLも読む方だから余計にそのジャンルをバカにしてるだけじゃん、と感じたのかもしれない。



SFと冒険とサスペンスとギャグと、一つのジャンルに縛られない作者の多彩な持ち味が発揮されてる。
目の前の危機に対処しつつ、高校生たちそれぞれの秘密が明らかになっていくのも面白かったし、異星での面白サバイバル生活に影を落としていた、この中に誰か裏切り者がいるという大きな謎も明らかになって満足した。
posted by すずる at 09:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画

2018年01月18日

2017年に読んだ漫画

2017年に読んだ漫画はメモした限りでは131冊でした。
その中で印象に残ったもののことをいくつか。

『映像研には手を出すな!』



増改築を繰り返して迷宮みたいになってる高校で、有象無象の部活動が跋扈するとか、設定だけでどストライクなんです。迷宮みたいな校舎からシームレスに想像の世界へ行って来いする世界観。
それからメインのアニメ作りをする女子高生3人の、世界観担当、動き担当、マネジメント担当の個性がまたとてつもなく際立ってて好き。
学生時代に文化系というか何かを創造することに熱中した人には、かなりささるんじゃないかなー。
2017年のマイベストは間違いなくこれ。

余談ですが雑誌『ダ・ヴィンチ』を読んだら、漫画『響』の作者がこれ(と『BLUE GIANT』など)に言及してて、一言一句同意だったので『響』読みたくなった。

『舟を編む』

 

落語心中が完結したあと、この人の漫画もっと読みたいなあと思ってたら雑誌に載ったので、先に小説を読んだりしたんですが、原作の小説もこの漫画もとてもとてもいいものでした。
辞書づくりに打ち込む人、その周辺の人たちの群像劇。もうちょっと話数あってもいいかなーという気もしたんですが、最高のコミカライズ。

あと上半期にもブログに書いたんですが(http://szur.sblo.jp/article/180284175.html)、今最も続きを楽しみに待ってるのは『アオアシ』です。
それから『彼方のアストラ』。



この作者のスケットダンスがけっこう好きだったので、読んでみたら、高校生のヴォイジャーだった。
スケットダンスは長い連載で、ギャグ回とシリアスの振れ幅が大きすぎた感があるけど、ほどよい感じになってるというか。

2017年に完結巻が出た漫画としては、『それでも町は廻っている』とか。



1巻か2巻が出たくらいから読んでたと思うので、10年近い付き合いになるのか。なんだかこの漫画が終わると思ってなかったので、アワーズで「次号最終回」って見て、えっ?となった。あっそういえば廻覧板ちゃんと買ったのに積んでた読まなきゃ。

『恋は光』



私はあまり恋愛関係が主軸の漫画を読んでるとはいえないけど、これまで読んだ中で、こんなにも登場人物が揃いも揃って浮つかない恋愛漫画は他にないといえる。
男1人に女の子3人というハーレム状態でありつつ、タイプの違う女の子たちがそれぞれ「恋」に向き合っていくのがみんな内省的で、女の子同士で会話を重ねていくのが湿ってなくていい。
なんかほんと…淡々としてるけど、他にない輝きがあるんだよーきらきらしてるんだよー。
ネタバレになるから書けないけれど、ある場面にはうっかり泣かされた。

2018年も漫画はぼちぼち読んでいきます。
posted by すずる at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画

2017年07月08日

2017年上半期に読んだ漫画

1月〜6月に読んだ漫画は66冊くらいでした。もう少し読んでるかもしれないけどごたごたしてメモを忘れていた。

思いがけずはまった漫画は



池辺葵の『プリンセスメゾン』でした。
年末の『ダ・ヴィンチ』で紹介をちらっと読んで、女の子がマンションを買う話っていうのに興味を引かれて読んだんだけど、想像以上にじわじわときて、最近では珍しく何度も読み返してしまう漫画になりました。
出てくる登場人物はだいたい「ひとりで生きている」。自分の生き方を自問自答して、その寄る辺ない不安とか、ほんのりとした寂しさとか、だけど清々とした自由とか描かれている雰囲気がよいのです。

それでこの作者が気になってきて読んだ『雑草たちよ大志を抱け』、『繕い裁つ人』も良かった。
私がここにいる、と思った。

もうひとつ良かったのが



小林有吾『アオアシ』でした。
ユースが舞台のサッカー漫画で、毎巻すごい気になる引きで終わるのでほとんど一気読みしてしまった。
試合で主人公や仲間、敵がどう動いているのか、主人公のどこがすごくてどこに問題があるのか、状況がとてもわかり易くてサッカー素人でも問題なく夢中になれる。
1冊で主人公になんらかの困難な課題が与えられて、考えて考えた末にそれが解消する、試合のスピーディな描写と爽快感と共に。めちゃバランスがいい。
これは今までに読んできたスポーツ漫画の中でもかなり上位になる予感。

あとはだいたい、継続して読んでるのの新刊を読んだりでした。



『ヒストリエ』10巻、大人が泣いて逃げ出す気持ちの悪さ良かった…。
もう歴史ぐぐっちゃおうかという気持ちとヒストリエは知識なんもなしで読みたいという気持ちで揺れる。

読んでる雑誌では最近サンデーがちょっとおもしろくなってきた気がします。

  

このへんが好きです。
あと気になってる漫画は



雑誌で1話読んだら、JKのアニメ制作×SFみたいな感じで面白そうだったので読みたい。
posted by すずる at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画

2017年01月15日

2016年に読んだ漫画メモ

2016年に読んだ漫画は137冊でした。
再読(SPRIGANとARMS一気読みしたり)を入れるともうちょっと。
雑誌は相変わらず、週刊でジャンプとサンデー、月刊はウルトラジャンプ、アワーズ、ゲッサンを購読しています。

前半の読んだ漫画まとめはここに(2016年上半期に読んだ漫画
2016年は継続して読んでた漫画がいろいろと完結した年で、こち亀もですけど、個人的に思い入れのあるのは特にGガン!



アニメで描かれたシーンの意味、伝えたい思いを考え抜いた上で、そこに作者のカラーが加わった、最強に熱い、愛のある、理想的な漫画化でした。

しかし完結記念対談が雑誌に載ったのでそのために買って読んだら、その次の号に対談完全版を載せたという商売のやり方には、いい対談だっただけに納得できない。なぜコミックス最終巻に収録しなかった…。

それから『昭和元禄落語心中』



話芸を漫画で描く表現が、すごい高みに達しちゃったと思います。
表情と間で表現される緊張と弛緩。
描かれてないところにある関係を想像させる余地。凄い漫画でした。

あと『ナナとカオル』



エロさについてたくさんのものを受け取ったし、考えさせられたし、影響を受けた漫画でした。
ガチセックスより初期のぎこちないソフトSMの方がエロいとか、すごいエロいことしてるのに純愛とかそういう捻れた良さ。
ブラックレーベルという本編の後日譚が先に完結しちゃったせいか、終盤の展開はちょっと興味を保てなかったですが、2人にはハッピーエンドがよく似合う。

あとは新しく読んだ漫画としては、『ナナマルサンバツ』を最初から一気に読みました。



クイズ界熱い。
ニューヨークに行けなかったロストジェネレーションなので、そういう世代間の繋がりがフォローされてるのも面白かったです。
高校生クイズっぽいのの予選が始まったところで、この先も楽しみ。宮浦推しです。

好きな漫画をもうすこし。

『うちのクラスの女子がヤバい』



前半日記にも書いたけど、その後出た2巻もとても面白かったです。本好きのギャルの子の話は久々にきゅんきゅんきました。
同じクラスが舞台のオムニバスで、背景の描き込みとか、背景で別の物語が進行してる感じ、世界観が出来上がってる感じが好きなんです。

世界観といえば、『マーチャンダイス』もけっこう好き。



火星にあるシェアハウスが舞台。癖のある人物揃いで、みんなが好き勝手に行動してて、でもどこかで関係が繋がってるっていう設定も話も絵もすごくツボ。
博士とその命を狙う忍者の話がいまんとこ個人的ベスト。

『恋は光』



恋=発光という設定がまずあって、理屈っぽい主人公とそれを取り巻く3人の女の子の恋模様がじっくり描かれる漫画で、って言っても全然ハーレムっぽくなくて、恋とか友情とか感情に丁寧に向き合うようになっていく描写にとても好感を持ちます。
雑誌で読んでるんですが、直近の展開にすごく燃えました。

読んでる範囲内で2016年に新しく連載が始まって楽しみにしてる漫画。

『海王ダンテ』



大航海時代で魔人でスチームパンクとか好きな要素しかない

『約束のネバーランド』



シスターの愛に包まれた平和な孤児院が、実際は人外の生き物に子どもを出荷する牧場だったところからの、脱出ゲーム。いや脱出ゲームになるかわかんないけど、頭脳戦と心理的駆け引きに期待。

『MASTERグレープ』
今どきっぽい要領のいい格ゲーマスターな男の子と、武術家の祖父に育てられたちょっとずれてるけどすごい格闘スキル持ちの男の子の出会いから始まる話。
まだ3話しか読んでないけど、異種格闘技っていうか違う武器同士の対決で、思ってもみない動きの技が出てくるのが新鮮で気持ちいい。
面白くなりそうで期待。

あとは勧めてもらったのと気になる漫画メモ
『彼方のアストラ』篠原健太
『おとむらいさん』大谷紀子
『淋しいのはアンタだけじゃない』吉本浩二
『推しが武道館いってくれたら死ぬ』 平尾アウリ
『フルーツ宅配便』鈴木良雄
『アンの世界地図』 吟鳥子
『なんてことないふつうの夜に』 嶽まいこ
『ホーリータウン』 宮崎夏次系
『九月十月』島田虎之介
posted by すずる at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画

2016年07月07日

2016年上半期に読んだ漫画

漫画ってどのくらい読んでるのかなーと、今年はメモをつけてました。
今年前半に読んだ漫画はコミックスで60冊、雑誌は週刊ジャンプとサンデー、ウルトラジャンプ、アワーズを購読してます。ゲッサンも買い始めたけど微妙に読んでない。
冊数でみると、思ったより読んでなかったなーという印象。

それでは、印象に残った漫画のことを以下だらだらと。


『宝石の国』市川春子

何の気なしに1巻を読んで、あまりに惹かれたので一気に5巻まで買いました。漫画は電子書籍で買うことが増えてきましたが、久々の紙で所持したい作品。
性別不詳な宝石たちの、戦いも悩みも残酷な破壊もどこか生々しさがなくて、美しい。それでいて切実さが迫ってくる。ほんと好き。


『聖船のラー』繭住翔太

エジプト神ギャグ。じわじわくる。


『吸血鬼すぐ死ぬ』盆ノ木至

ヘタすると1ページで3回くらい死んでる吸血鬼と吸血鬼ハンターのギャグ漫画。
吸血鬼ハンターの残念イケメンと、吸血鬼に忠実なペットのアルマジロの愛らしさがたまらない。

それから今年上半期は読んでた漫画が何作か完結しました。『僕だけがいない街』とか。


『富士山さんは思春期』オジロマコト

中学生くらいだと女子の方が男子より断然大人びてるけど、富士山さんはボディはすごいのに内面はちょっと幼なめで、部活に一生懸命な女の子で、ほんと……絶妙に可愛かった……。カンバがちっちゃくて男気あるのもいいんよね。
毎巻きゅんきゅんさせてもらいました。


『PEACE MAKER』皆川亮二

コミックス最終17巻は7月発売だけど、雑誌で最終回を読んだので。
勝敗が生死に直結するシビアな世界観と、そんな世界なのになんか飄々とした登場人物のやりとりが好き。
絵で描かれる戦い、アクションの表現はもう洗練の極み。かっこいいとはこういうことだ!!1みたいな。
ピスメは終わってしまったけど新連載の海王ダンテが始まったし、7月からD-LIVEの文庫版が出るので楽しみ。




『スピリットサークル』『戦国妖狐』水上悟志

水上さんの連載2作が両方とも完結。戦国妖狐の最終巻なんて、この横顔だけでなんか感極まりそうになるもんね。いい表紙。
登場人物がけっこう苛酷な目に合ってるんだけど、ユーモアもけっこう紛れ込んでるので、どっちも読み心地は重くない。
スピサーは初恋の女の子と輪廻しながら7生に渡って殺し合うという非常に好みな殺伐。登場人物がどこかしらで繋がっているのが分かっていくのがほんとよかった。鉱子ちゃんかわいすぎる。
戦国妖狐は1部と2部でかなり印象が変わって、主人公が交代してから断然面白くなった。
足利義輝、ムド、他にも魅力的な登場人物が出てきて、なんかこー、主人公も成長するんだけど、脇も主人公を食わんばかりに成長するのがいい。しんすけとか。


『野田ともうします。』柘植文

女子大生が主人公のギャグ漫画……って全然野田さんの紹介にならない。伝えづらい。野田さんは感染力が強い。そしてなんかわからんけどここは居心地がいい。
最終回はカオスで良かった。
地味に私の中で漫画の実写化が良かった作品ナンバー1っす。

実写化が良かった漫画といえば、野田さん、変態仮面、アオイホノオとか思いつくけど、今年ドラマ化した『重版出来』もすごくよかった。(原作は2巻までしか読んでなかったんですが)
役者さんがみんな良くて、久しぶりに毎週ドラマを見ました。イタイイタイ言いながら。
オダジョーの五百旗頭さん最高。


『紺田照の合法レシピ』馬田イスケ

馬田イスケが料理漫画…??と思いつつ読んだら面白かった任侠料理漫画。
これを読んで大葉を使うたびに合法ハーブは最高だぜ…って言うようになってしまった。

友達におすすめしてもらった漫画。


『うちのクラスの女子がヤバい』衿沢世衣子

ちょっと不思議な「無用力」を持った高校生女子の1話完結もの。
すこし不思議なとこと、思春期だけど色恋が前面に出てないそこはかとなさが程よい。
あとクラスメイトや背景がけっこう描き込まれてて世界観に奥行きがあるのが好き。
他の作品も読んでみようと思った。


『灼熱カバディ』武蔵野創

カバディは熱い。

あと買ってる漫画では
『海街Diary』
『BLUE GIANT』
『血界戦線btb』
『QED』
『CMB』
『それでも町は廻っている』
『ドリフターズ』とか面白かったです。

雑誌で読んでるのにも触れようと思うとけっこう長くなってしまうなー。
とりあえず1冊だけ。


『僕のヒーローアカデミア』堀越耕平

アニメ化めでたい。
主人公の少年が、周囲の子たちとは違ってどこかで自分はヒーローではないって思って、だからこそヒーローになりたいって意志と向き合ったりして悩んだりもあるんだけど、危機に瀕した時にヒーローでしかない瞬間が訪れるのが熱い。

あとはなんとなく気になってる漫画。


『恋は雨上がりのように』眉月じゅん

たまたま買った雑誌で1話読んで、その後に漫画屋のお試し冊子で最初を読んだけど、けっこう面白い予感がする。

あと友達から勧められた漫画メモ
『世界八番目の不思議』
『響 小説家になる方法』
『この音止まれ』
『シアロア』
『ましろのおと』
『サイコろまんちか』
『アンの世界地図』
posted by すずる at 13:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画