2018年03月26日

高松・愛媛旅行3日め

ホテルの朝食を食べて、ラウンジでコーヒーを飲んで8時出発。

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まずは、ぎりぎりまで行くかどうか迷っていた札所の太山寺へ。
臼杵の磨崖仏を彫らせたという伝説のある真野長者が一晩のうちに建立したという縁起がある。
港に近いお寺と思ってたら、意外と駐車場から坂を登った。

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国宝の本堂。50年に一度御開帳される御本尊とあと6躰、合わせて7躰の十一面観音があるはずだけど、さすがに見えない。そのうちのいくつかは遍路展で見たけど。
前回の御開帳は2014年なので、特別な御開帳でもなければ御本尊にお目にかかることはできなさそうだ。

朝早めの時間だったが、もうお遍路さんが何人もお参りしていた。
四国の札所は、今でも巡礼する人のためのお寺って感じがして、物見遊山気分で行くと少し気が引けてしまう。

太山寺から今治まで海沿いの196号線をえんえんと走る。
しまなみ海道に入り、来島海峡SAで休憩した。

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天気もいいし、海も綺麗。橋がけっこう高いところに見えて、これからあれを走るというのがちょっと実感がわかない。

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せっかくなのでソフトも食べた。抹茶&塩味。

出発して橋を渡っていると、自転車で走ってる人をけっこう見かけた。気持ちよさそうだが、実際に自分で走る体力はないなあ。
大三島でしまなみ海道を降りる。目的地は伊予国一之宮、大山祇神社。

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まずはお参り。
ここの目的はなんといっても宝物館。この神社は国宝8点、国重要文化財469点、県重要文化財14点を擁しているんだからそりゃもう見ずにはいられまい。
すごい貴重そうなものがそのへんにごろごろ展示されてるので、感覚がおかしくなりそうだった。人が素通りしてた扁額だって、藤原佐理奉納だもんね。
個人的にお目当てだった斉明天皇奉納といわれる国宝禽獣葡萄鏡もじっくり見てきた。

神社を出て、近くにあった道の駅で多少買い物をして出発する。
石鎚山SAでしらす丼の昼食。

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15時前になんとか高松にたどり着き、車返却。2日間で590kmくらい一人で運転していたので、けっこう疲れてしまっていた。
高松駅周辺でお土産を買い、高速バスで帰った。
今回の旅行は移動距離をあまく見積もっていて、移動に時間をけっこうとられて現地滞在時間があまり充分とれなかったのは残念だった。
あーあと、今治タオルのマフラーを買おうと思って買えなかったな。道後温泉の商店街で買い物しとけばよかった。
でもあちこちで美味しいものを食べて、3日間天気もよく山や海の景色も堪能したのでよかった。

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帰りに淡路島のSAで見た夕日が美しかった。

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2018年03月25日

高松・愛媛旅行 2日め

2日めの朝。
私は花粉症の期間真っ最中で、朝起きて薬を飲んで落ち着くまでは到底人前に出られないので、早起きしてぐだぐだ。その隙に旦那は朝うどんを食べに出かけていた。
8時にレンタカーの営業所に行って車を借りて出発し、下道を走って9時頃に善通寺の長田in香の香に到着。
並んで、会計を先に済ませて、うどんが出てくるまで大体1時間くらい待ちました。前回行った時も同じくらいかかったかな。
ガチで讃岐うどん巡りするときは、そのくらい待って時間をおいた方がお腹の具合的にちょうど良かったりするけど、今回は私は一食目のうどんだったので待ち遠しかった〜。

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しかしここの釜あげは待つ甲斐がある。

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2018年03月24日

高松・愛媛旅行1日め

2泊3日で高松、愛媛に行ってきました。
旅行の楽しみは初めての場所に行くことと、定点観測の楽しみがあると思ってますが、今回は毎年のように行っていて好きなお店も多い高松と、以前から行ってみたいと思ってた場所を組み合わせて計画を立てました。
なんでこの時期かというと、GWは混むし4月は旦那が試験を受けるしで今くらいがちょうどよかったのと、年に1回くらいは高松に行ってるのが去年は行けなかったので、そろそろうどんが切れてきた…というのと、高松に好きなお店があるんですが、いつも高松に行くお盆の頃には夏休みを取ってらっしゃるので、時期をずらして行くことになりました。

7時台の高速バスで出発。

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天気もサイコウで定刻通りに高松駅に到着。ロッカーに荷物を預けてレンタサイクルに乗り、県庁方面へ。最初の店に着いたのは12時前でした。
しばし待ってまずは1杯目。誠うどんの山かけ。

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こちらのお店のうどんはおいしすぎて、いつも麺が光り輝いてみえる…と思ってます。舌触りさいこう。

たちまち1杯たいらげて、まだお腹に余裕があるなってことで近くのさか枝で2杯目。

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いりこ出汁最高…。

駆けつけ2杯に満足して、瓦町駅で自転車を一旦返すと、商店街をぶらぶら。
なんか高松に行くともう好きな店とか散歩コースが決まってて、いつも同じようなことしてる気がします。
宮脇書店でちょっと買い物して、街のシューレとかをのぞいて、くつわ堂の2階で休憩。

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くつわ堂の2階もレトロな喫茶店て感じでくつろげて好きなのです。

それから今回は本屋ルヌガンガに寄ってみました。
セレクトショップみたいな新刊本屋さんてあんまり行動範囲内にはないので、どういう本を置いてるのかな〜と一通り見て、藤森照信と山岳の新書を1冊ずつ購入。
なんか、大学を出て地方に住んでた20代の頃、こういうお店が近くにあったら、1週間ここに来るのを楽しみに働いて、週末ごとに来てただろうなーという本屋さんでした。

一旦ホテルにチェックインして休憩し、18時に予約していた食工房DOIへ。
今回はほとんどこのお店に来るために計画したといっても過言ではない。

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お刺身は炙った鰆がおいしくて、あと里芋の揚げたんにあんかけがかかったののだしがおいしすぎる。

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牛ロース肉でシソを巻いたんも、舌の上でとろけた。
あとこのつけあわせのキュウリと茗荷もさっぱりしてとてもよかった〜。

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こんなもんかな?と思ってたらさらに生ハム、牡蠣のオイル漬けなどが出てきた。

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〆は卵雑炊とゆずシャーベット。
いつもだと高松で飲んだら〆はうどん棒に行ってうどんでしめてるんですが、今回はお腹いっぱいだったので気持ちよく散歩してホテルに帰ってそのまま就寝。
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2018年03月18日

親と温泉へ

牡蠣に当たって1週間、身体的には不調だったのですが、実家の両親と恒例の春の旅行に行ってきました。
母は中止しようか?と言ってたけど、いつまで3人とも元気で一緒に旅行が楽しめるかはわかんないので、行ける機会はなるべく行っときたい。

実家から東に行く時はいつも富士川SAで桜えびのかき揚げそばを食べるのですが、今回はやめといて、親にはフードコートで海鮮丼などを食べてもらって、自分はパン屋でクラムチャウダーを摂取。

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途中雨が降っていたので富士山は見えないと思ってたら、中腹だけ見えた。こういう見え方の時もあるんだなー。

御殿場で高速を降り、親が希望していたとらや工房に行ってみましたが、駐車場のおじさんが満車・売り切れの看板を持って立ってたので、諦めました。
かわりに市内にとらやの直営店があったのでそちらに行き、甘いものを食べました。

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母はあんみつ。

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私と父は御殿場店限定という煎茶ぜんざい。緑が濃い。がつんと煎茶が濃くて甘くて、それでいて弱り切っていた胃にもたれることのない、全然負担にならない優しさに驚きました。

お店を出て、高速で少し西に戻って修善寺温泉へ。
宿は菊屋。泊まるのは3度めです。
たぶん前に行った時にもこのブログに書いた気がしますが、夏目漱石の修善寺の大患の時に泊まっていた旅館で、今回泊まったのはまさにその隣の部屋でした。
部屋の外にちょっとしたお庭もあって、とても寛げる眺め。

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文豪気分で1週間くらい逗留したい。
夕食は前菜の盛り付けがとても豪華でごちそう感がありました。味もおいしい。

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目の前でわさびをすってくれるのも伊豆らしい。

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親に少しずつ食べてもらい完食。

お風呂は念のためにやめて、部屋でシャワーのみにしておきました。

2日め。朝食は和洋を選択できるので、洋食にしました。和食の方が消化がいいかなーとも思ったけど、ここは譲れなかった。

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ここの朝食好きすぎて、地味に自分のTwitterアカウントのヘッダ画像も前回泊まった時に撮った写真にしてます。
ゆっくりめにチェックアウトして、伊豆長岡に移動して温泉まんじゅうを購入。今回はなんかめちゃ混雑していて待ちました。蒸したての温泉まんじゅうおいしい。

それから沼津まで行き、御用邸を見学。
敷地内にある沼津市歴史民俗資料館で「いのりの海 国指定漁具コレクション」展をやってたので、両親が休憩してる間に軽く見てきました。
大漁や海上安全を祈る漁師の文化。船霊さんとか、鯖大師とか、あと奉納した大漁の絵馬とか面白かった。

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やっぱ民俗系の展示って面白いなーと思いつつ、無事に家族旅行を終えました。
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2017年11月12日

北陸旅行2日目 石川

朝は前日買っておいた焼き鯖の棒鮨でスタート。
ホテルから15分ほど走って、拝観が始まる8時半前に那谷寺の駐車場に着くと、もうけっこう車が停まっていて、なんかお祭りでもあるのかと少し考えて、あ、紅葉か!と思い当たった。
松尾芭蕉はこのお寺で「石山の石より白し秋の風」とよんだ。
けれど現代の我々は秋には赤を見に行くわけです。

那谷寺は2013年春に金沢旅行をした時に訪れて、苔と落ちた椿が美しかった。ただ1時間に1本くらいしかない帰りのバスの時間を気にしながらだったので、十分見られなかったのだ。
特別拝観券を買って、金堂から書院、庭園の方へ。

庭園に出ると、池があって中島があって、そのバックの三尊岩のスケールが大きすぎて、ちょっと他にはない感慨がある。

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兼六園とか行っても、名木がごろごろあって驚くけど、ここは石がすごくて、加賀百万石すごいなーとか、茶人がここに来たら、嫉妬で転げ回るだろーなーと思いつつ歩いた。

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つくばいなんか見てもただごとではない感じがするもんなー。

宝物館は上杉謙信の遺愛の琴がまずあって、与謝野鉄幹と晶子の歌が添えられている。2人もこのお寺に来て同じ物を見たんだなーと実感する。
あと鎌倉時代の泰澄像とか、後陽成天皇の宸翰とか、鎌倉時代の前のめりな風神雷神像とか。

それから参道を奥の方へ歩いて本堂へお参り。
前回は奇岩遊仙境を歩いてた人がいたと思ったけど、今回は人が多いからか立入禁止になっていた。
鳥居があって、岩窟みたいなのがいくつもあって、いかにも修行場って感じがする。

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本堂から三重塔、展望台と歩いて、ここは大名庭園と山岳の行場が一緒になったみたいな面白さがあるなーと考えた。

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それから小松市立博物館へ移動して「那谷寺と白山信仰」展。
那谷寺の資料と、那谷寺を再興した前田利常が寺に寄進したものが主に展示されていた。
那谷寺は瑪瑙の産地だったそうで、瑪瑙をあれこれやり取りする文書があって、うーん富のにおいがする。
それから一向一揆ってほんっと激しかったんだなー。
那谷寺は何度か衰微した時があって、けっこう資料に断絶があるのかなーと思った。
前田利常の存在の大きさは分かるんだけど、自分が興味があるのは主に古代なので、復興された那谷寺のどこが前の時代と繋がっててどこが違うのかがもう少し知りたかった。

小松市立博物館の3階は石の展示で、貝の化石が天狗の爪石と呼ばれたというのが面白かった。不思議な石だと言われていたら実は化石だった、ってけっこう多いのかもね。
ここは自然史料が強いみたい。もらったリーフレットを読んだら、那谷寺の庭園の庭石や飛び石には、碧玉や瑪瑙、水晶、オパールなど地元産の石類を使用しているらしい。
こういうの。

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ゴージャス!
あと小松市内の石が見られる場所がけっこう気になる。石切り場とか、ハニベ岩窟院とか。

次は白山比盗_社へ行って参拝。

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七五三の子がいっぱいいて可愛かった。丁寧に参拝してる人が多かった。
宝物館がけっこう充実していた。面白かったのは、白山の3つの峰の御正躰の厨子とか。厨子の中に3つの山がどーんと入ってそれぞれ上に宝珠が乗ってるの。あと平安時代と鎌倉時代の立派な狛犬。

このへんは取手川と山の景色が本当に良かった。

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道の駅でラーメンを食べて、最後に行った白山市立博物館「白山下山仏と加賀禅定道」。
ここが山岳宗教に興味があって仏像スキーな自分にとって、加賀馬場からの禅定道、白山登山の資料と明治の神仏分離で白山から下山した仏像の展示が見られてもう最高だった。磨崖仏とか写真パネルも色々あったし。
成人儀礼としての白山登山とか、具体的に白山に登ったことが伝わる資料ていうか。
行人札とか、上下に彫刻があって本で読んで想像していたよりずっと立派だったし、やっぱり百聞は一見にしかずってことやなー。
金劔宮の狛犬は白山比盗_社ともちょっと違って、ずいぶんずんぐりむっくりしていた。獅子舞みたいに。
それからいかにも地方って感じの仏像がいろいろあって、それからまるで役者絵みたいな銅打ち出しの不動明王、金剛童子が印象に残った。
林西寺にはいつかまた石川に行く機会があったら行かねば。
図録はなく、鑑賞の手引(300円)があったので、頂いてきた。

今回はあちこち周って、いろいろ得るものがあったけど、秋のドライブはそれだけで気持ちよかったし、満足の旅行になった。

北陸道をSAに立ち寄りながら敦賀に向かい、車を返却。2日間で360kmほど走っていた。
帰りは新快速に乗ってごとごと大阪へ帰宅。
タグ: 仏像
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