2015年11月20日

九州2日目 甘木と福岡

 2日目は昼から約束があって午前中は空いていたので、早めにホテルを出てJRで甘木へ向かいました。
 後になって1日目に熊本から甘木に行って、2日目の午前中に新奴国展に行けばよかったと思ったんだけど、甘木でやってる展示に気がついたのが旅行の直前で、新幹線の切符もホテルも早割で手配してたので変更するまでもないかなーと思って、朝から電車。基山で乗り換え。

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 甘木鉄道はなんか卑弥呼推しで邪馬台国論争めんどくさい派の私としてはこんな大っぴらに推して大丈夫かなとどきどきしてくる。
 思っていたよりも駅から遠くなくて、開館前に甘木歴史資料館に着き、少し建物の前で待ちました。

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 「黒川院調査と山岳宗教」展。入場無料で、32Pもある資料館便りも頂きました。英彦山の歴史や調査報告、展示解説も載っててありがたい。
 階段の踊り場に彦山にお参りするルート上にある通堂の板額が。堂々としてけっこういい字。
 常設は民俗資料がいろいろあって、風止め祈願っていうのは初めて見たなあ。台風被害があるから? 駄風流とか、音が面白い。
 あとこの地域では田の神と天神天満信仰が融合しているっていう説明もあって、丑どんとか天神さんから牛が来てるらしい。それで牛の石造物がけっこうあるのかなーっていう。

 黒川院は1334年から彦山の座主の御所があって、17世紀に入って破壊されたそうで、そのくらいの時代なら(自分の興味範囲からすると)えっ最近じゃんって感じがするんですが、山の中だとけっこう痕跡が分からなくなっちゃうんだなあと思いました。
 黒川高木神社の狛犬は、大きな口を開けてシュッとしていた。細かい部分まで観察してないけど、前日に見た青井阿蘇神社の狛犬と体型は似てる感じ。
 1554年の銘がある火王、水王の面。三角の大きな鼻に鼻腔、火王のむき出しの前歯?と個性的。

 あと面白かったのは初めて見た天狗曼荼羅。上部真ん中に僧侶、左右は毘沙門天に不動明王で、下に7人の天狗という。多分天台なんだろうけど、僧が誰とかは分からず。
 それから薬袋や版木などがあって、額に入った牛王宝印は上部に三羽の鷹がいて、烏じゃないんだーと思ったけど、もらった資料を読んだら開山縁起に三羽の鷹が出てくるんですね。修験の遺品がいろいろあって興奮した。
 それから前日に福岡市博の常設で知った九州特有の薩摩塔、首羅山遺跡のレプリカが見られたのもよかったです。

 求菩提の資料館にもいつか行きたいなーと思いつつ、今度は西鉄の甘木駅から電車で天神へ。西鉄ってずっとせーてつって呼んでたけど、にしてつだった。
 天神から地下鉄で移動して、大濠公園のスタバで昼ごはん&充電。かなり街中なのにこんな広くて気持ちいい公園があるのっていいなーと思いつつ、福岡市美術館へ。
 「藤田美術館の至宝」展。藤田美術館って大阪の美術館なのでわざわざ旅先の福岡で見るというのも不思議なんですが、福岡在住の友達が曜変天目茶碗が見たいってことで、じゃあ美術館で合流しよーということに。
 といっても、私も友人も展示は1人で見る派なので、見終わるまですれ違うことはありませんでした。

 曜変天目茶碗は、宇宙だった。

 思ったのは、藤田がこれを手に入れて、お披露目の茶会ってやったのかなーと。想像すると恐ろしいよなあ。コレクションからこれに何を合わせる?

 常設の方では絵はあまり興味ないのでさらっと見ただけだけど、地下で仁清の壺が見られて、おーっと思ったのと、あと肩衝茶入銘「松永」が見られてよかった。
 松永久秀由来のものはこれで茶さじと茶入を見ることができたけど、どちらも艶めいて美しい曲線で、どっちかというと松永久秀は嫌いだけど(奈良好きなので)、その趣味はけっこういいよなー。平蜘蛛というのがどんなものだったのか思いを馳せてしまうよな。

 展示を見終えてからやっと友人と合流してお茶しつつおしゃべり。
 それで夜はジビエが食べられるお店に連れてってもらいました。
 鹿も鴨もおいしかったー。もっと肉質が硬いと思ってたのにすごくやわらかくいい弾力。

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 福岡ってことでホルモン系も串で食べたり。丸腸がとろけるー。

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 それからひげにんにくの天ぷら、にんにく臭はあまり感じないけど食べるとじわっとこくのあるうまみがあっておいしかったです。風邪が全然治ってない状態でいったんですが、これ食べた時、一瞬元気になった。
 お酒は自重しました。
posted by すずる at 20:59| Comment(0) | TrackBack(0) |

2015年11月19日

九州1日目 熊本と福岡はしご

去年に続いて11月に九州旅行です。
友達が住んでいることもあって、福岡あたりまで行くのは心の敷居が低い。で、博多まで行くなら熊本まで行ってもあんまり変わらない…という論法で朝6時台のさくらに乗りました。
朝早かったのでうとうとしてたんですが、広島駅に着いて右方を見たら、

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500 TYPE EVAがいて目が覚めた。
そう思い入れがある方じゃないけど思わず写真は撮ってしまう。

定刻に熊本駅に着いて、周遊バスがあるというのを知ったので駅前からしろめぐりんに乗車。県立美術館は市電の駅からだとそこそこ歩くので、近くまで行ってくれるこのバスはありがたい。
熊本県立美術館で「ほとけの里と相良の名宝ー人吉球磨の歴史と美」展を見ました。
春に湯前に行ったときに相良には三十三観音めぐりがあるっていうのを見かけて、へ〜ちょっと興味あると思っていたのが、まさか実際に見に来ることになるとはなー。

展示は球磨の歴史を考古資料や相良家文書などの文献資料などでたどりつつ、時代ごとに区分けした仏像が展示されていました。
そうして歴史を見ると、関西から球磨って新幹線とかで行くとすごい遠いイメージなんですが、南北朝の動乱とか戦国時代とかでけっこう中央との行き来が頻繁にあることが分かって、仏像もけっこう都風の美しいものがあったり。弘法大師あり、台密あり、熊野信仰あり。
多良木町中山観音堂の聖観音菩薩の、布が腕に沿う感じとか、相良氏菩提寺の願成寺の阿弥陀如来坐像とか美しかったです。湯前の城泉寺阿弥陀堂の阿弥陀如来三尊像もすごくよかった…観音の方が衣紋がすごいって感じだったけど、勢至の方も顔に気品があるような感じで好き。いつか湯前のお堂まで行って拝見してみたいなー。

球磨らしいといえば、青井阿蘇神社のすごくしゅっとした狛犬。
それから在地仏師の恵麟の像があって、表情が良かった。こういう像が見られるから仏像めぐりはたまらんのだよなー。
勝福寺跡毘沙門堂の毘沙門天は胸の中央、腹帯、両肩、両膝に獣面があって、5ヶ所にあるのは珍しいらしい。
胸の獣面が狼みたいで個性的だった。
それから栖山観音堂の千手観音のところに、球磨修験道四山とか書いてあって、修験もあったんですねその話くわしく…と思った。

駅までまたしろめぐりんに乗って戻ったけれど、帰りはコースの都合でちょっと時間がかかったので、途中で市電に乗り換えた方が駅までは早かったかもしれない。時間に余裕があったのでいいけど。
新幹線に乗車。早得で予約してたので、熊本ー博多間は2570円だった。安いよなあ。

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お昼は駅前で買ったいきなり団子でした。紫芋とカレー味。カレー味は物珍しくて買っちゃったけど…あえていきなり団子で食べなくても、カレーまんで食べた方がいいな。

博多駅から地下鉄で西新駅へ移動して、ingressのミッションを確認したらちょうど博物館方面に向かうのにいいミッションがあったので受けました。

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福岡市立博物館の前まででちょうど2つクリアして、あとは福岡タワーのあたりまでで6個。

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並べたらこうなりました。

この日2つ目の目的は福岡市立博物館の「新・奴国展」。
金印に始まって、弥生時代の主だった資料はかなり集まってるんじゃないかという豪華さ。銅製品すごい。
図録を購入したので、読んでからまた細かいところ書きます。

常設展の一部で経塚特集をやっていて、九州の経塚の関西とは違うところがいろいろ見られてよかったです。
須恵器に陶器製の盤を蓋にして入れ物にしてるのとか初めて見た。
あと九州に特有の積上式経筒があるんだけど、なぜか京都でも1ヶ所だけ出土してるとか。

博物館を出てミッションを終えたら真っ暗になっていて、この日は博多駅の近くのホテルにチェックイン。
朝からおにぎり、まんじゅう、いきなり団子2、まんじゅうというまんじゅうだらけの食生活をしていたのでどうしようかと思ったけど、結局夜はコンビニで豚汁を買って飲みました。
1人だと大したものを食べない。
タグ:仏像
posted by すずる at 00:54| Comment(0) | TrackBack(0) |

2015年09月18日

岡山その2

岡山旅行の最終日は青春18切符を使って津山に行くつもりが、あいにくの雨だったので予定を変更して、道草しつつ大阪に帰ることにしました。
ぶらり赤穂線の旅。

まず寄ったのは伊部駅。備前焼の里です。
駅前の公衆電話ボックスもこんな感じ。

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備前陶芸美術館で、とりあえず備前焼の基礎知識を仕入れて、備前焼の人間国宝の作品を見る。
窯変、作為不作為とか色々考える。
見た中では藤原啓が気になったので、今度機会があったら藤原啓記念館に行ってみようと思う。

駐車場の車止めがひらめみたいで可愛かった。

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それからお店が並ぶ通りの方へ歩いていって、天津神社へお参り。
屋根が備前焼の瓦で、他にも干支の動物が並んでいる。

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小さなお稲荷さんにもちゃんと備前焼の狛犬がいる。

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急な坂を登っていって、煉瓦の煙突が点々と見える町並みを見下ろしてみたり。
昼食は看板を見かけて備前バーガーとカレーのセットを食べました。

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行く前は手頃なコーヒーカップでもあったら買おうかなーと思ってたけど、色々見てて気が変わったというか、備前焼の作品を見てしまうと、あれは土と火から産まれる思っていたよりももっともっと生々しいもので、日常的に食器として使うモノとはちょっと違う気がした、自分の好みからいくと。
後から知ったけど、岡山市の吉兆庵美術館に備前焼の常設展示があるらしくて、市内を散歩してた時にそこの目の前までは行ったので、見てきたらよかったなー。

また電車に乗って2番めに立ち寄ったのは播州赤穂駅。
ミッションをしつつお城方面へ。途中にいい感じのお寺と町並みがけっこうあった。

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ちょっと暑かったし雨も降りだしたので、大石神社をお参りしたくらいで力尽きてお茶屋さんで涼みました。
夏はやはりあまり無理はできない。

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そして大阪に帰りました。
今度岡山に行った時は、今回は行けなかったBIZEN中南米美術館に行くのだ。
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2015年09月17日

岡山その1

ここんとこ、年1回は岡山に行ってる気がします。一昨年は閑谷学校で、去年はブログに書いてなかったけど、奈義町現代美術館と横溝正史映画ロケ地巡りした。

高松ではうどんを食べまくるように、岡山に行くとフルーツを使ったスイーツ三昧したくなります。
フルーツパフェの街とかやってるように、パフェ推し。
今回は6年ぶりに倉敷に行きました。
三宅商店というお店で、開店と同時に入って縁側に座りました。私はパフェ。相方はカレー。

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ingressのミッションで鶴形山をぐるっとしたり歩きまわったけど、以前行った時よりお店とかかなり増えていた印象。
あとは珈琲館という煉瓦の雰囲気のあるお店で休憩したり。

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それからアウトレットに寄ってDANSKでグラスを衝動買いしました。

夜は岡山城と後楽園で夜間特別公開をしてたので歩いて行ってみました。

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提灯の蝶の紋、このタイプやった。

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お城はラスボスがいる風格がありました。
お堀越しに見た夜のお城美しかったです。

後楽園の方は、やっぱ大名庭園としてのミドコロは夜歩いて分かるもんじゃないなーと思うんですが、夜に見る池とか水の流れって不思議な魅力があります。
庭園ビアガーデンをやっていて、ここの席で飲むのすごく気持ちよさそうだった。

我が家は2人とも下戸で外では滅多に飲まないので、ホテルに帰って宴会しました。

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マスカットピルスおいしかった。
posted by すずる at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) |

2015年09月15日

今頃夏休みの話

9月に入ってから言うのもなんだけど、8月はいろいろありました。
お盆休みは恒例の高松に行って、今年は実家がちょっとごたついてたのであまり滞在せずに岡山へ移動して3泊4日過ごしてきました。
高松市内の繁華街をぶらついていて、変わったガラスを使ってるいい雰囲気のお店をいくつか見つけたり。

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喫茶店もいい感じに古いお店があるんですよね。くつわ堂の2階とか美術館近くのお店とか好きです。
けっこう気になるお店はあるんですが、いつも行くお店が決まってたり、お盆だとお休みだったりでなかなか新しいお店に入れない。

今年は胃の調子が万全でなくて、うどんはあまり食べられませんでした。
2日間で計5杯。
posted by すずる at 21:23| Comment(0) | TrackBack(0) |