2015年04月17日

今年の花見

引っ越しが決まる前、不動産屋のお姉さんに何度か車を出してもらってお世話になっているうちに、すっかり慣れてくだけた話もするようになった頃、彼女はその町のことをふと
「死んだ町みたい」
とつぶやいて、慌ててよくお客さんを案内するけどあまり人に会わないんですよねー、なんてとりなしていたけれど、そこは古いひっそりとした町で、けれど実際に引っ越してみたら外に出て人がいないなんてことはなくて、むしろ通行人は引っ越し前に住んでたがやがやした町よりも多いくらいだったから、なんであんなこと言ったんだろうと面白く思っていた。
半年前の彼女のその言葉をふと思い出したのは…桜の咲いた夜の公園で。
満開の桜が連なる提灯で照らされているのに、その景色に当然いるはずのものがいなかった時。
咲き狂っている桜の下に、誰もいない。誰一人。
そのとき、この町にはもう誰もいないのか、それともこの目にはもう誰も映らないのかなんてことを考えて目が回りそうになった。

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引っ越して初めての春。咲かなきゃ桜と認識できない程度の観察力しかないので、あの木もあの木も桜だったのかと歩きまわるのも楽しいけれど、もっと楽しかったのは、夜遊びが嫌いな相方が初めて夜桜に付き合ってくれたことでした。

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慢心して外ビール。

桜といえばだいたい毎年京都のどっかしらに染井吉野を見に行くんですが、今年は休みがちょうど雨で行けず。
よく京都に出かける人は、どこ行っても人が多くてーとか言いながら、たぶんみんな自分だけの桜の穴場を大切にしてるんじゃないかとか、そんなことをふと考えていた。
奈良に行ったときはまだ咲いていたので少し見られました。

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お寺の山門から中を覗き込んだ風景は額縁みたいでした。

毎年恒例といえば造幣局桜の通り抜けもなんだかんだで行くんですが、今年は雨の合間の唯一晴れた日曜日で、例年よりもすごい人でした。
天満橋で地上に出たら、京阪の駅の外くらいからもう並んでる感じ。

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毎年それなりに人込みに揉まれつつなんですが、今年はへたれるくらい多かった…。

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今年の花は例年に比べるとちょっと早いくらいだったかな? 

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川べりの桜並木、足元には菜の花が咲いてて…みたいな春の風景はすごく好きですが、京都とか大阪に来て見る桜って、そんなぼやぼやしたものじゃなくなんかもっと過剰な何かだなーと通り抜けにくるたびに思います。
そんなこんなで堪能して帰りました。
posted by すずる at 18:45| Comment(0) | TrackBack(0) | お散歩

2015年02月08日

大阪城

昨日、仕事を終えて帰宅しました。
今日は出かける予定だったのが地下鉄に乗ってる途中で調べたら目的地が大雨だったので気が変わって、まったりカラオケでフリータイムで歌って、外に出たら雨が止んでたので、大阪城公園を散歩してきました。

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大阪城公園は何度か行ったことありますが、城の近くまではあまり行かないので、改めて行くと石垣すごいと思います。

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私は浜松出身なんで心情的にはあっち寄りなんですけど、浜松城の城主だった人がよくこの城の城主に勝てたよなー、みたいな。
でも大阪城のお膝元の土産物屋で徳川関係のグッズ売るのはちょっとどうかと思う。

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上には旧陸軍第四師団司令部庁舎、元大阪市立博物館も。この建物、今はなんにも使ってないのかー。なんかもったいないような。

今日は風が強くて冷えてしまったので、NHKでお茶して帰りました。
posted by すずる at 20:11| Comment(0) | TrackBack(0) | お散歩

2014年08月13日

下鴨古本まつり

朝起きて洗濯機を2回まわして、そういえば今って下鴨で古本まつりやってたよな〜と思い立ってふらりと行ってきました。
阪急と京阪を乗り継いで出町柳から歩いていくと、糺の森は四条らへんと比べるとなんだかひんやりしていて、参道から見ると昼でも薄暗い樹の下にテントが並んでところどころで電燈が灯り、古本を求める人達がふらふらしているのを見ると、毎年恒例ですけどなんか異世界に来ちゃった感。
気が付けばすぐに幽鬼の仲間入りをしているわけですけど。

今日の戦利品はこんな感じでした。

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小説の方は、ポケミスのドーヴァーが1〜6まで並んでたので、既読の3と4以外を。
あとは均一棚から、『スティーヴンソン怪奇短編集』と、『寺山修司青春歌集』というのが中井英夫解説だったので気になって拾ってきました。
それから均一棚にあった特別展の図録を2冊、1986年の『比叡山と天台の美術』展のと、1985年の奈良博の『山岳信仰の遺宝』展の。
なんかどこかで天台密教風のみたいな表現を見かけたんで、真言密教とどう違うのかなーと気になってたのでちょうどいいやと思って買ってみました。
というか比叡山も学生の時に行って以来だから、久しぶりに行ってみようかな。

真夏の古本まつりはほんと体力勝負で、だんだん棚を見つめる集中力が欠けてくるんですけど、掘り出し物を見つけられる人は日頃の鍛錬が違うのかなーというか、やっぱり興味のある書名って流しててもぱっと目に入ってくるので、そういう感度の高さというのを磨かないと……体力的にもたん……となんかぐだぐだ思いながら離脱。

古本を優先しちゃって気が引けつつも改めて下鴨神社にお参り。来年4月が式年遷宮なんですね。
それから北の方に歩いていって、1回中に入って食べてみたい宝泉の横も通ったけど、水曜休みみたいでした。なかなか機会がないなー。
で、久しぶりに恵文社まで歩いてちょっと本を見て帰りました。
posted by すずる at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | お散歩

2014年05月04日

ヴォーリズ六甲山荘

GWは結局、泊まりの旅行はできそうになかったので、近場で行ったことないとこ行ってみようということで、六甲山に行ってきました。

阪急沿線に住んでるので、距離的にはそんな遠くないんですがなんとなく行ったことがないままで、せっかくだから夜景も見よっか、そしたらゆっくり出ればいいよねと梅田でお昼を食べて、六甲山レジャーきっぷというのを買って、阪急電車、バスと乗り継いで六甲ケーブル下駅へ。
レジャーきっぷのおまけで1枚につき1個、改札で缶バッジをもらいました。

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かわいー。
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posted by すずる at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | お散歩

2014年04月17日

花博2014

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2004年に浜松市で花博がありました。
個人的にとても思い出深いのは、結婚前の家族の初顔合わせで大阪のお舅さんとお姑さんが浜松に来た時で、それでみんなで花博に行ったっていう、考えてみれば特別に楽しかった思い出でもないな。
でも花や庭は見応えがあって園芸に興味があったわけでもないのにそのあと友達と1回、1人で1回と合計3回見に行ったのだった。
今年で花博から10年ということで万国じゃないけどまた花博をやってると聞き、その後どうなったのか見てみようとガーデンパーク会場に行ってみました。

浜松市内ならどこでもバスで行けるだろうという思い込みでとりあえず浜松駅に行ったら、1時間に1本しかなくしかも出たばかりで、舞阪からバスに乗った方が早いと言われて思いがけずJR移動。
舞阪駅で下車するのは、中3の時に高校の学校見学に来て以来だが、もしここに行ってたら市外で出身校を言った時に聞き返されただろうなー。
「コナン高校です」「えっ?」「湖南高校」
結局、電車通学したくないという理由でそこは受けなかった。
それとは全く関係ないが、将来なにか間違ってラノベを書くことがあったら、主人公の名字は「舞阪」と「弁天島」にしようと思いつつ(既にあるかどうかは知らない)、バスに乗り換えて会場へ。待ち時間が長かったのでそういう時はたいていくだらないことを考えてしまう。
ガーデンパーク会場は異常に広かった。駐車場が。
そして風が非常に強かったがこれは浜松市民としては日常。ただ駐車場なんかのスタッフの方は大変そうだ。

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やっぱり花は見ても花だな、としか思わない興趣に欠ける人間なので、やあ、満開ですねくらいの感想しかない、というか大阪に引っ越して見る庭園といえば主に京都の庭だったので、花を見る時もお寺ばかりだったから、寄せ植えの花壇とかフラワーガーデンというのはかえって珍しく感じる。

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こうしてみると、回遊式の庭園や見渡すかぎりの花畑なんかを見るよりも、もっと狭い坪庭とか盆栽とかかなり限定的なスペースで作られた世界の方により興味を惹かれるみたいだ。

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あとはボランティアの人なのかスタッフがいっぱいいて、植え替えとか花壇の手入れとかしてるのを眺めるのが手作り感があってけっこう楽しい。

帰りのバスに乗ろうとしたら出発したばかりで、吹きさらしのバス停で30分待つことになってしまった。だいたい間が悪い。
これから行かれる人はバラが咲いた頃に行くといいと思います。
posted by すずる at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | お散歩